マグシールドって?どんなパーツ?

この話し、ダイワのHPの説明記事をそのまま貼り付ければ、私はとても簡単なのですが、読んだところで結局何よ?っなっちゃうから、私流な専門用語など極力使わずに説明をしたいと思います。
ようは、皆様のご自宅の屋根の雨漏りし易い箇所のシーリングと思って下さい。
降ってきた雨を家の中に入れない工夫です。
ちょっとここから難しくなりますが、リールの場合は稼動します。この稼動部分からの水の浸入をどう防ぐか?それをダイワはグリスで行った。油は水を弾きますからね。でもそのグリスが何らかの影響で、彼方此方へ行ってしまったら大変なので、そのグリスを磁石で彼方此方に行かないようにした。これの総称をマグシールドと言います。
唯一パーツとして分かり易いのが、写真中央のマグシールドの文字が書いてあるパーツぐらいで、さらに上に茶色の様なグリスがチラリ見えますが、その部分こそが磁石でその周りのみグリスが付着しています。そこがマグシールド部分で、その下に存在してるローラークラッチやベアリングなどは通常のグリスやオイル仕様です。ここで少し困ったことが起きるのが、その茶色のマグシールドのグリスが他のパーツに付着してしまう事。
これは何か?っていうと、当然ベアリングに使うサラサラの物ではありませんので、ベアリング入り込んでしまうと、動作が鈍くなったり回転が重くなる。その辺を私は預かったマグシールド搭載リールを見ながらメンテナンスさせてもらってます。更に上に書いた事を実際に体感されたコーナーさんは、マグシールドを除去してください」そんな方もかなり増えてきたのは事実です。
除去と言ってもパーツを外すのではなく、この茶色の…あれ?オイル?グリス?ダイワ何て言ってたか?忘れましたが、その茶色の油分を綺麗に拭き取り&洗浄する事でトラブルは回避出来ます。
勘違いされてる方の多くは、稼動するパーツにマグシールドとしてのオイルが入ってると思われてます。
そうじゃなくて、屋根の上にシーリングを施してあり、その中の家財道具を守ってると解釈してくださいませ。

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